研修16日目

研修

研修16日目は午前中は本社で座学、午後は運転実習。

午前中の座学は決済端末の扱い方。私の勤務先はレシートを発行するのにメーターを止めて合計金額を出しただけではダメで、別途決済端末で現金、チケット、電子マネー、クレジットのいずれかを選ばないと出てこない。

支払い方法が混在する場合(自治体給付券と現金など)や、通行料金を現金で立て替えた場合、2台に分乗して2台分の料金を貰った場合、お釣りの出ない商品券の総額がメーターの金額より高い場合、お釣りの出ない商品券の総額がメーターの金額より高くて現金立て替えもある場合などの特殊な事例の取り扱いや電子マネー決済の手順を研修室にある練習機で練習。

給付券と現金が混在する場合、まず給付券の分の金額を決済端末に入力して給付券のレシートを発行、続いて現金分の金額を端末に入力して現金決済のレシートを発行する。例えばメーター運賃700円に対して給付券500円を出されたら、まず500円を端末に入力してレシートを発行。続いて残りの200円を端末に入力して現金決済扱いのレシートを発行する。

ETCの使えない有料道で通行料金を現金で立て替えた場合。決済端末の立替金ボタンを押して立替金の金額を入力。そうすると立替金の金額を合わせた額が表示されるので、その金額を乗客に伝えて支払ってもらう。例えば通行料200円を現金で立て替えた場合、立替金ボタンを押して200円を入力。そうすると運賃と合わせて幾らを乗客からもらえば良いか分かるのでその金額を伝える。

2台に分乗して前の車の乗客が2台分の料金を支払った場合。これは決済端末の定額ボタンを押してメーター運賃を単純に2倍にした額を決済端末に打ち込み、その金額を乗客に請求する。

お釣りの出ない商品券の総額がメーターの金額より高い場合。これは決済端末の定額ボタンを押して商品券の総額を打ち込み、レシートを発行する。
お釣りの出ない商品券の総額がメーター運賃より高く、更に現金立て替えもある場合、まず現金立て替えの金額を立替金ボタンを押して入力し、あとは商品券の総額から立替金分を引いた金額を端末の定額ボタンを押して入力する。

勤務先で使える電子マネーは2種類で、最初に押すボタンが違うだけで後の手順は全く同じ。

午後の運転実習は本社から農人橋、農人橋から日本橋、日本橋から新大阪、新大阪から十三、十三から中之島、中之島から日本橋を経て本社に戻った。

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